■結婚できるという幸せ 3:心斎橋マリーシンシア
私は、自分が五体満足でいられることがどれほどありがたいことかを改めて感じました。
無事に学校を卒業し、成人式も迎えられて、おまけに結婚ができて、子供まで産むことができる。
主婦業であればパートであれ毎日健康に働ける。お金を溜めれば家族で旅行にも行ける。
その気になれば何でもできるのに、その近くに、したくても出来ない人がいるという事を今更ながら認識致しました。
わたしたちは結婚が決まると、挙式披露宴に対する『こだわり』や新婚生活に対する『夢』が知らず知らず沸いてきます。
そしてワガママを言ったりイラだちを覚えたり、普段は持っていたはずの優しさを忘れてしまったりもします。
しかしわたしたちが不平を漏らすかたわらに、恋愛や結婚を知らずに生命を終えてしまう女性が実際にいるのです。
私たちは恋愛をして、または見合いをして、そして結婚をすることが出来ます。
それは当たり前といえば当たり前でしょう。でもこの当たり前のことができない人が実際にいて、自分では当たり前と思うことが、どれほど幸せであるかということを実感できれば、今まで『見えなかったもの』が『見えてくる』のではないでしょうか(おわり)
|